「ベランダに人工芝を敷きたいけれど、本当に大丈夫かな?」

きっと今、この記事を読んでいるあなたはこんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。
私の名前はSHIBAO。
人工芝施工会社を10年運営してきました。
これまで、庭だけでなくベランダや屋上など、さまざまな場所で人工芝を施工してきました。
その中で、多くの方が最初に抱くのは「不安」です。
たとえば、
- 雨が降ったら水はけはどうなるの?
- ベランダがカビたりしない?
- 夏は熱くなりすぎない?
- ペットや子どもが使っても平気?
こうした疑問を持つのは当然です。
実際、私の元に最初に相談に来られるお客様も、ほとんどが同じような不安を口にされます。
しかし、正しく準備して、人工芝を選ぶポイントを押さえておけば、ベランダに人工芝を敷くことはまったく難しくありません。
むしろ、快適な暮らしを作る大きな一歩になります。
私自身、初めてベランダ施工を依頼された時、お客様に「マンションの小さなベランダでも本当に芝を敷けるの?」と聞かれました。
実際に施工してみると、家族の憩いの場になり、「もっと早くやればよかった」と言われたことを今でも覚えています。
この記事では、ベランダ人工芝DIYの「準備」と「選び方」に焦点を当て、初心者でも安心して取り組めるようにわかりやすく解説していきます。

第1章 DIYを始める前に必要な道具
人工芝をDIYで敷くとき、一番大切なのは「準備」です。
道具が足りないと作業が進まないばかりか、失敗につながることもあります。
まずは必要な道具を一覧にまとめました。
必要な道具リスト
道具 | 使い方 | ポイント |
カッター | 人工芝を切る | 替え刃を準備しておくと切れ味が落ちない |
メジャー | ベランダの広さを測る | 正確に測ると材料の無駄がない |
養生テープ | 仮止めに使う | 強風の日も安心 |
掃除道具 | ほうき・雑巾など | ゴミやホコリを残さないことが大事 |
防草シート | 下に敷く場合もある | 水はけや耐久性アップ |
U字ピン(庭用) | 地面固定用 | ベランダでは使わないが庭では必須 |
実際に私が経験した失敗談を一つ紹介します。
ある現場で、お客様が「道具は全部そろっています」と言われたのですが、替え刃のない古いカッターしか用意されていませんでした。
結果、人工芝のカットに時間がかかり、仕上がりもガタガタに…。
それ以来、私は必ず「新品の替え刃を準備してください」とお伝えしています。
準備の丁寧さが、仕上がりの美しさに直結するのです。

第2章 人工芝の選び方(ベランダ向け編)
人工芝にはいろいろな種類があります。
ベランダに敷くなら「見た目」だけでなく「水はけ」「厚み」「芝丈」などのポイントを押さえる必要があります。
芝丈の比較
芝丈 | 見た目 | 足ざわり | ベランダ向き度 |
20mm | スッキリ | 少し硬め | ◯(掃除しやすい) |
25mm | 自然でリアル | 柔らかい | ◎(バランスが良い) |
30mm以上 | フカフカ | とても柔らかい | ◎(水はけ注意) |
私は10年の経験から、ベランダに敷く人工芝のおすすめは「25〜30mm」です。
理由は、見た目の自然さとクッション性のバランスが良く、裸足で歩いても快適だからです。
また、裏面に排水穴があるタイプはベランダには是非選んでください。
水が下に流れるため、雨の日も安心です。

第3章 施工前に知っておきたいチェックポイント
実際の施工方法は別記事で詳しく書きますが、ここでは施工前に必ず確認してほしいポイントを紹介します。
- 排水口を塞がないか
ベランダの排水口を人工芝でふさいでしまうと、雨が降ったときに水たまりになります。
これは最も多い失敗例です。
私も過去に一度、排水口を意識せずに敷いた結果、後から全部やり直しになりました。。。 - 日当たりと風通し
ベランダが直射日光で熱くなりやすい場合、人工芝も熱を持ちます。
実際に夏の昼間は裸足では歩けないほど熱くなることもあるので、敷物やパラソルで日陰を作るのがおすすめです。 - 床材の状態
- コンクリート → 基本的に問題なし
- タイル → 滑りやすい場合は要注意
- 木製デッキ → 湿気がこもりやすいので乾燥対策が必要
※施工前に床の状態を確認し、どのような対策が必要か考えておきましょう。

第4章 人工芝を敷いたあとのメリットと注意点
人工芝をベランダに敷くと、見た目も暮らしも大きく変わります。
メリット
- 裸足で歩ける気持ちよさ
- 子どもやペットが安心して遊べる
- グリーンの見た目でリラックスできる
あるお客様は「朝起きてベランダに出るのが楽しみになった」と言っていました。
人工芝があるだけで、暮らしが豊かになるのを私も数多く見てきました。
デメリット
- 夏は熱を持つ
- 掃除が必要(落ち葉や砂ぼこり)
- 初期費用がかかる
ただし、これらは工夫で解決できます。夏の暑さには打ち水や日除け、掃除は定期的にホウキで軽く払うだけで十分。
費用に関しても、業者に依頼するよりDIYすればかなり抑えられます。

第5章 よくある質問(Q&A)
Q1:雨の日はどうなりますか?
A:排水穴つきの人工芝なら、水は下に流れていきます。私が施工したお客様からも「雨の後でも水たまりにならなかった」と好評です。
Q2:カビたりしませんか?
A:風通しが悪いと湿気がこもりやすいですが、こまめに掃除すれば大丈夫です。実際、私が見てきた中でカビが問題になったケースはほとんどありません。
Q3:ペットが使っても平気?
A:はい、大丈夫です。排水性の良い人工芝を選べば、オシッコをしても水で流せます。私の施工先でも犬や猫を飼っているご家庭が多いです。
Q4:何年くらいもちますか?
A:品質や使い方にもよりますが、ベランダなら7〜10年ほど使えることが多いです。私が7年前に施工したお客様のベランダも、今でもきれいに使われています。

本記事の総括 〜ベランダDIY成功のカギは「準備と選び方」〜
ベランダに人工芝を敷くのは、決して難しい作業ではありません。
大切なのは、道具の準備と人工芝の選び方。
- 必要な道具をきちんと揃える
- 芝丈は25〜30mmがおすすめ
- 裏面に排水穴があるタイプを選ぶ
- 施工前に排水口や床の状態を確認する
この4つを守れば、失敗することはほとんどありません。
私SHIBAOが10年の施工経験から言えるのは、「準備がすべて」ということです。
正しく準備さえすれば、初心者でも安心して人工芝DIYに挑戦できます。
それでは素敵なお庭ライフを!!!
SHIBAO
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