人工芝の芝丈ってどれが正解?10年のプロが教える後悔しない選び方

こんにちは。
人工芝施工会社を10年以上運営しているSHIBAOです。
これまで300件以上のご家庭のお庭やベランダに人工芝を敷いてきました。

最近、お客様からよくいただくのがこんなご相談です。

「人工芝の長さって、どれを選べばいいんですか?」
「見た目がふかふかの方がいいのかな?でも掃除とか大変そう…」

はい、その気持ち、すごくよくわかります。
実はこの「芝丈(しばたけ)」選びこそ、人工芝DIYの最大の分かれ道なんです。

私自身、これまでたくさんの人工芝を施工してきた中で、お客様が後悔された事例も見てきましたし、逆に「これにしてよかった!」と満足されたケースもあります。

この記事では、初心者の方でも分かりやすく、そして後悔しない芝丈の選び方を、SHIBAOの本音でお伝えします!

目次

第1章:芝丈ってなに?人工芝を選ぶときの超・基本知識

人工芝を選ぶとき、まず気になるのが「芝の長さ」。
これを業界では**芝丈**または**パイルの長さ**と呼びます。

芝丈とは、地面から芝の先までの長さのことです。
人工芝のパッケージや通販サイトを見ると、「芝丈20mm」「芝丈30mm」などと表記されていますよね。

実際には、以下のように大きく3つのタイプに分けられます。

芝丈の分類芝の長さ特徴
短めタイプ20~25mm掃除しやすい。見た目はスッキリ
中間タイプ25~30mm見た目と使い勝手のバランスが◎
長めタイプ35~45mm見た目はふわふわ、高級感あり

ここでよくある誤解が、「長ければ長いほど高級そうでいい」という考え方です。
しかし、実際には長すぎると芝が倒れやすく、掃除やメンテナンスが大変になるという落とし穴があります。

また、カタログや商品ページの写真だけで判断してしまうと、実際に敷いたときの印象と違ってがっかりするケースも。
ぜひ、実物サンプルを取り寄せて手触りや質感を確認してみることをおすすめします。

第2章:芝丈の違いでどう変わる?メリットとデメリットを比較

人工芝は、ただ敷けばいいというわけではありません。
芝丈によって、使い心地、掃除のしやすさ、耐久性、さらには価格までもがガラリと変わってきます。

以下の表をご覧ください。

芝丈見た目クッション性掃除のしやすさ耐久性価格帯
20~25mmスッキリ、人工感ありやや硬め◎ 掃除しやすい◎ 強い安め
25~30mmナチュラル、自然感ありちょうどいい○ 掃除しやすい◎ 強い中くらい
35~45mmふかふか、リアル芝に近いとても柔らかい△ ゴミが絡みやすい△ 芝が倒れやすい高め

芝丈を長くすると、たしかに見た目の高級感は増しますが、風で倒れて寝てしまうと「ふかふか感」も見た目も台無しになります。

加えて、落ち葉やペットの毛、土ぼこりなどが芝の中に入り込みやすくなり、掃除に手間がかかります。
特に掃除機やブロワーを使う場合、芝丈が高いと吸い込みが悪くなるので注意が必要です。

第3章:SHIBAOがすすめる最適な芝丈は「25〜30mm」

これまで300件以上施工してきたSHIBAOが、いろんな現場で見てきた結果…
自宅の庭にDIYする際もっともおすすめできるのが「25〜30mm」の芝丈です。

その理由は、以下の3つです。

理由①:見た目が自然で、違和感がない

芝丈が25〜30mmだと、まるで本物の天然芝のように自然な雰囲気になります。
短すぎるとどうしても「人工芝感」が出てしまい、家全体の印象にも影響します。
逆に、35mm以上になるとふわふわすぎて、かえって不自然に感じる人も多いのです。

とくに、日当たりのよい場所では長い芝ほど光を反射してギラつきやすく、実際の使用感と見た目のバランスが大事になります。

理由②:クッション性と歩きやすさのバランスが最高

人工芝の使い道は人それぞれですが、庭やベランダを「家族で過ごす場所」にしたいと考える方には、この芝丈が最適です。

例えば、小さなお子さんが裸足で走っても安心。
また、休日にベランダでコーヒーを飲むときも、程よい柔らかさが足裏に気持ち良く伝わってきます。

理由③:掃除・メンテナンスがラク!

人工芝は放っておくと、落ち葉やほこりがどうしてもたまります。
しかし、25〜30mmであれば、ほうき・ブロワー・掃除機など、どの掃除道具でもスムーズにお手入れができます。

「毎日掃除するわけじゃないけど、気になったときにすぐきれいにしたい」
そんなご家庭には、本当にぴったりなバランス感です。

第4章:目的別おすすめ芝丈 – あなたにピッタリなのはどれ?

人工芝選びは「自分たちの使い方」に合わせるのが鉄則です。

使用目的おすすめ芝丈理由
子どもが遊ぶ庭25~30mm転んでも痛くない、ゴミもたまりにくい
ペットの遊び場20~25mm掃除がしやすく、抜け毛も取りやすい
見た目を重視したい庭30~35mm高級感が出てインスタ映え◎
バーベキューや庭キャンプ25~30mm熱に強く、踏み心地も良好

実際に「見た目だけ」で選んで後悔される方が多いのも事実です。
お庭は日常の延長。掃除のしやすさや機能面も含めて、冷静に選ぶことが後悔しないコツです。

第5章:SHIBAOの現場体験談 – こんな風に選ばれています

ケース①:3歳のお子さんがいるご家庭

最初は芝丈40mmをご希望でした。
たしかにふかふかで見た目は良かったのですが、実際に試し敷きをしたところ、芝が寝てしまって「ぺったんこ感」が出てしまい、見た目の印象が大きく変わりました。
最終的に30mmを選ばれ、「掃除も楽で、自然な見た目」とご満足いただけました。

ケース②:犬を2匹飼っているご家庭

抜け毛やおしっこ対策のために、掃除しやすい25mmをおすすめ。
人工芝の下に防臭・防水のシートも敷くことで、におい・水はけもカバー。
「今では庭の手入れが圧倒的に楽になった!」とご連絡をいただきました。

ケース③:ご夫婦だけの落ち着いたお庭

最初は見た目重視で35mmを選ばれたのですが、半年後に「芝が倒れてちょっとだらしない印象に…」とご相談がありました。
30mmに敷き直したところ、「自然でずっとキレイな印象を保てている」とのこと。

第6章:よくある質問Q&A – 芝丈に関するギモンを解決!

Q1:長い芝の方が気持ちよさそうだけど、本当に短めでいいの?
A:最初はふかふかに感じますが、半年〜1年で芝が寝てしまうので、見た目も機能も落ちてきます。
だからこそ、ふかふかすぎない「ちょうどいい」25〜30mmが後悔の少ない選択です。

Q2:子どもが走っても痛くない?
A:30mm前後なら十分なクッション性があり、裸足でも気持ちよく遊べます。
私の子供も人工芝の庭で毎日走り回ってます(笑)

Q3:掃除が面倒って聞いたけど?
A:芝丈が長いとゴミが絡みやすいですが、25〜30mmであれば、ほうきやブロワーでスイスイ掃除できます!

本記事の総括〜芝丈選びで失敗しないコツは「使い方」と「現実的な手入れ」

いかがでしたか?

人工芝を選ぶとき、芝丈はとても大切なポイントです。
見た目だけで選ぶと後悔する人が多いのも事実です。

私SHIBAOが、自宅のお庭に人工芝を敷くケースで実際に10年施工してきた経験から自信を持っておすすめするのは――

👉 25〜30mmの芝丈です!

  • 見た目が自然
  • 掃除がラク
  • クッション性も安心
  • 家族みんなが使いやすい

あなたのお庭やベランダが、心地よく過ごせる空間になるよう、
ぜひこの長さを選んでみてください!

それでは素敵なお庭ライフを!

SHIBAO

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