こんにちは。
人工芝施工会社を10年運営しているSHIBAOです。
これまで、数百件のお庭や学校、公園などで人工芝を施工してきました。
現場でお客様と話していて、よく耳にするのが、、、
「自分でDIYした方がいいのか、それとも業者に頼んだ方がいいのか」
という悩みです。

人工芝は見た目がきれいで手入れもラクになるので、とても人気があります。
ただ、いざ自分の庭に敷こうとすると、
「本当に自分でできるのかな?」
「業者に頼んだ方が早いのかな?」
と迷ってしまうのが正直なところです。
この記事では、私の体験談やお客様の実例を交えながら、DIYと業者、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

第1章 人工芝をDIYで敷くメリットとデメリット
まずは、自分で人工芝を敷く場合の「いいところ」と「大変なところ」を見ていきましょう。
DIYの良いところ
- 費用をかなり安くできる
- 自分のペースで作業できる
- 完成したときの達成感が大きい
特に費用面は魅力的です。
業者に頼むと、材料代だけでなく施工費がかかるので、トータルで数十万円になることもあります。
DIYなら材料費だけで済むので、広さによっては半額以下に抑えられることが多いです。
DIYの大変なところ
- 整地作業(地面を平らにする)がかなり大変
- 道具をそろえる必要がある
- 芝と芝のつなぎ目がきれいにできず、見た目に差が出ることもある
実際、人工芝DIYで一番多い失敗は「地面がデコボコのまま敷いてしまった」ケースです。
そうすると、芝が浮いたり、水たまりができたりして、すぐに見栄えが悪くなってしまいます。
DIYのメリットとデメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
費用 | 安くできる(半額以下になることも) | 道具購入が必要 |
作業 | 自分のペースで可能 | 体力と時間がかかる |
仕上がり | 達成感が大きい | プロほどきれいに仕上がらない |

第2章 業者に頼むメリットとデメリット
次に、業者に依頼した場合の特徴をお伝えします。
業者に頼む良いところ
- 仕上がりが美しい
- 整地がしっかりしているので長持ちする
- 工期が短く、数日で完成
プロが施工すると、芝と芝のつなぎ目がほとんど見えません。
さらに、地面をしっかり固めてから施工するため、耐久性が高く、10年以上きれいな状態を保てることもあります。
業者に頼む注意点
- 費用が高い(㎡あたり5,000〜10,000円程度)
- 業者選びに失敗すると仕上がりが悪い場合もある
実際に私が相談を受けたケースでは、「安い業者に頼んだら整地をしっかりしていなくて、1年でデコボコになった」という方もいました。
業者に頼む場合は、施工実績があるかどうかを必ずチェックしてください。

第3章 SHIBAOが見てきたリアルな体験談
ここからは、私が実際に体験したエピソードをご紹介します。
DIYで成功したお客様
あるお客様は、庭の広さが10㎡ほど。小さめのお庭だったので、ご夫婦で休日にコツコツ作業をして、きれいに仕上げられました。
道具もホームセンターでそろえられる程度で、材料費込みで10万円以下。
「大変だったけど、庭に出るたびに達成感がある」と喜んでおられました。
DIYで失敗したお客様
一方、別のお客様は庭が30㎡以上あり、地面が粘土質で水はけが悪い場所。
整地を甘くして人工芝を敷いてしまったため、雨のたびに水たまりができ、芝がめくれ上がってしまいました。
最終的には業者に依頼してやり直すことになり、DIYにかけたお金が無駄になってしまいました。
私自身の体験
実は私も、人工芝施工の仕事を始める前に自宅の庭にDIYをした経験があります。
最初は「簡単そうだな」と思っていたのですが、地面を平らにするのに想像以上の時間と労力がかかり、腰を痛めてしまいました(笑)。
その経験が、今の仕事につながるきっかけになったのも事実です。

第4章 DIYでやる場合の基本ステップ
人工芝を自分で敷くなら、次の流れで作業を進めます。
- 地面を掘って、石や草を取り除く
- 土を平らにならす
- 防草シートを敷く
- 人工芝を広げてカットする
- 芝のつなぎ目を合わせる
- 固定ピンでしっかりとめる
この中で一番大事なのは「整地」です。
どれだけ高価な人工芝を使っても、地面がデコボコだと仕上がりが残念になってしまいます。

第5章 DIYに必要な道具と費用の目安
DIYをするには、いくつか道具をそろえる必要があります。
必要な道具
- カッター・ハサミ
- ゴムハンマー
- 固定用のピン
- 防草シート
- 軍手・膝あて
費用の目安(10㎡の場合)
項目 | 金額の目安 |
---|---|
人工芝本体 | 約50,000円 |
防草シート | 約5,000円 |
固定ピン | 約3,000円 |
その他道具 | 約5,000円 |
合計 | 約63,000円 |
広さや芝の種類によって変わりますが、10㎡なら10万円以内でできるケースが多いです。

第6章 業者に頼む場合の流れと費用
業者に頼む場合は、次の流れになります。
- 見積もりを依頼
- 現地調査
- 工事日程の調整
- 人工芝施工
- 完成・確認
費用は㎡あたり5,000〜10,000円程度。例えば20㎡の庭なら、10〜20万円前後になります。

第7章 SHIBAOが考える「どっちを選ぶべきか?」
では、結局DIYと業者、どちらを選ぶべきなのでしょうか。
DIYがおすすめな人
- 庭が10㎡以下など小さめ
- 休日にコツコツ作業するのが好き
- 費用をできるだけ安くしたい
業者がおすすめな人
- 庭が広い(20㎡以上)
- 体力や時間に自信がない
- 仕上がりをきれいにしたい
「どちらが正解」というものではありません。
大事なのは「自分の庭やライフスタイルに合った方法を選ぶこと」です。

本記事の総括 〜あなたの庭に合った方法を選ぼう〜
人工芝は、DIYでも業者でも施工できます。
DIYなら費用を抑えて達成感を味わえますし、業者に頼めば仕上がりの美しさと安心感を得られます。
私SHIBAOが10年施工してきた経験から言えるのは、「無理にDIYする必要はないけれど、チャレンジしたいなら小さな庭から始めてみるのがおすすめ」ということです。
あなたの庭が、より快適で過ごしやすい空間になることを願っています。
それでは素敵なお庭ライフを!!!
SHIBAO
コメント